家の中が草だらけ。
かいわれ大根5周目、いってみたいと思います。
いくわよあんたたち
かいわれ大根がうまく育つ条件を書き出してみました。
・根が呼吸できる
・水不足にならない
・互いに絡まない
・後半で肥料あげる(※検討の余地あり)
双葉がひらききって緑になったころに肥料あげると葉っぱがでかくなる気がします。
窒素の影響かな?
近所のスーパーで売ってるかいわれ大根が半端ないデカさなんですが、水だけじゃあのわがままボディにはならないと思うんですよ。
知らんけど。農業を学問として学んだことは無いので…
今回まく種の量は4mlです。
組み立てて使うよ!
アイロンビーズの板は細かい穴がたくさん空いているから、かいわれ大根栽培に最適なのでは???
そう思ったが最後、試さずにはいられなくなりました。
コツは中温度のアイロンで圧さずに熱すること。
青、白、金でゴージャスな仕上がりです。
これは絶対うまくいきます。
VIP苗床です。
素直にザルを買えよ
園芸店に売っていたスプラウト栽培専用容器は、上は種を置くザル、下は水を入れる容器の二段構造になっていました。
ザルの底すれすれまで水をいれて、スプラウトの根が完全に水没しないようにすることで根腐れを防ぐ仕組みらしいです。
形は違うけど原理が同じならいける(はず)
アイロンビーズの穴からかいわれ大根の根がうまいこと下りてくれるのを祈りつつ。
趣味は車輪の再発明です
アイロンビーズ板すれすれの位置まで水を入れ、発芽を促すために湿らせた薄いキッチンペーパーをかぶせました。
種の上に適度な重さがかかっていたほうが、根が暴れまわらずに下へ伸びていく印象があります。しらんけど。
キッチンペーパーが乾かないよう気をつけながら、暗くして待つこと3日。
思ったよりうまいこと根が伸びています
きれいに下方向へ根が伸びています。
アイロンビーズの穴の大きさとかいわれ大根の根の太さがちょうどいいみたい。
ほとんどの種が発根したのでキッチンペーパーを外しました。
キッチンペーパーに根毛がひっついて天地逆さまパーリナイしてた個体が何本かあったので、引きはがしてビーズの穴に突っ込んでおきました。
ペーパー撤去前はこんな感じ
アイロンビーズの穴が約2mm、ビーズが並んだときにできる隙間の穴が約1.4mmなので、2mmより大きい種かつ1.4mmより細い根の植物ならこの土台で育てられるのでは?
手持ちの容器に合わせた培地を作れると思うとワクワクします。
たとえば、切り取った牛乳パックに引っかけられる培地も作れるかもしれません。
5日目、今日から明るい所に置きます
根腐れナシ!ヨシ!
これまでで一番根っこがしっかり育っている気がします。
きれいな白で、太く長くのびのびしています。
植物の根っこは水分と栄養を吸い上げる役割を果たしているため、根っこの質が良いと地上部の枝葉もきちんと育つらしいです。
この根っこならかいわれ大根の本体部分もいい感じに育つのではないでしょうか。
根っこの質=本体の質、改めて聞けば当たり前のことだけど、考えたこともなかったな。
水耕栽培は根っこが見えるから勉強になります。
6日目。
シャキッとしています
葉っぱが小さくチリッとしているのは前回と同じ。
元肥入り土での栽培が成功した第3回目を除いてはいつもこんな具合なので、肥料の有無は大きさに関わっていそうです。
今日から液体肥料を入れてみます。
あと、傷みの原因になりそうなため発根・発芽がうまくいかなかった個体を取り除きました。
一定の割合で“変わった”個体が出るのは
生き物の運命?
土台がツルツルのプラスチックなのでなんとも立ちづらそうなかいわれ大根たち。
次は繊維質のものを敷いてあげよう…
市販のかいわれ大根って分厚い紙の塊みたいなものに根を張ってますよね??
あれなんで途中で根腐れしないんだろう。
流水の中で育てたりしてるのかな。
誰か「流しそうめんのおもちゃで水耕栽培やってみた」って動画出してくれ。
8日目
暖かいせいかすぐ本葉が出てくるよ
葉っぱの面積がだいぶ広くなりました。
根っこのおかげか、肥料のおかげか、その両方か。
自重を支えられず全員散らかっていますが根腐れもなく元気です。
濃い緑の葉っぱがおいしそう
明日の夕飯が和食なので、明日収穫しようかな。
使うタイミングに合わせて収穫できるのも家庭菜園のいいところですよねー。
気になる収穫量は…17g!
水での栽培ではこれまでで一番の収穫量でした。
初回は約7mlの種で17g、今回は約4mlの種で17gとれたので、ほぼ倍です。
重量稼ぎたいなら肥料は必要と結論づけてよさそうです。
もう1日早く液肥に切り替えてもいいのかも。
トースターでカリカリに焼いた厚揚げに
マヨ醤油一味ダレとかいわれ大根をトッピング♡
今日の副菜は↑、メインおかずはいわしの梅生姜煮でした。
はー日本に生まれて良かったーッ
家の中が草だらけになっても文句ひとつ言わず見守ってくれている夫が「やっぱりウチの窓辺で採れたかいわれ大根はうまいなー!」と言ってくれました(言わせてる)
収穫時の根っこ。
きれいだね
使い終ったアイロンビーズの土台からは簡単に根っこが抜けました。
がっちり根が絡んでサルベージが大変かな?と思っていたのでラッキー。
洗ってまた次回も使おうと思います。
次は液肥をやるタイミングを速めることと、根元がしっかりする土台を追加することを試してみます。
ほんでわ
追記………
今日のかいわれ大根、ひとかじりして気づくほど「辛くなかった」です。
ふしぎに思って軽くググってみると、大根が辛くなる原因は「高温・肥料不足・根が伸びるときに土の抵抗が強い」だそう。
今回のかいわれ大根は液肥浸しでのびのび育ったので、もしかして……いや、大根(根)とかいわれ大根(茎葉)だから関係無いかもしれませんが
フンおもしれー
今度こそおわり