2025/12/10

顎変形症の手術を受けたレポ③後編




結論から先に言うぜ!
私が顎変形症の手術&入院で[持っていってよかったもの][持っていけばよかったもの]はコチラだ!


[持っていってよかったもの]
●細くて浅いスプーン
術後はまじで口が開かないから小さい浅いスプーンがおすすめ。深いスプーンだと底にたまった汁に永遠に辿りつけないかも。材質は口角と擦れても痛くなりづらい木かプラスチックがいいかな。
●タフトブラシ
術後は普通の歯ブラシが口に入らないのでヘッドの小さい歯ブラシかタフトブラシが重宝する。小さいから歯みがきの際に傷口にぶつからなくて良き。
●白色ワセリン
乾燥でガビガビになった術後の唇の救世主。
●舌ブラシ
術後は流動食祭りだからあると便利。
●はさみ
なにかと使う。なにかと


[持っていけばよかったもの]
○肩こり対策の道具
100均のグッズでもテニスボールでも。術後しばらくは寝返りをうてなかったり痛みで首まわりが力んだりで腰痛と肩凝りがやばかった。
○箱ティッシュたくさん
一箱じゃ足りなかった…!術後1〜3日目くらいの消費量が多い。自分の場合は入院全期間で二箱使った。
○I型のフロス
Y字型のフロスだと口に入らないしイカつい矯正器具の隙間に入りこんだごみが永遠にとれない。歯ブラシで深追いしてると血が出る☆


あとは普通に病院から言われたものをしっかり準備していけば大丈夫と思われます。

顎変形症の手術を受けようとしているみんな!!がんばれ!!



以下からいつもの入院レポが始まります。↓




8日目


入院から9日、手術から8日。
診察と検査を経て執刀医の先生が言いました。

「明日、退院でいいですよ。」

やややややったー!
予定通り退院日は明日です!
お世話になりやしたァ!!!


…………




つかれた




いやまあこの手術と入院において一番疲れて大変なのは医者と看護師だけどさ……患者はメシ食ってベッドでくたばってるだけだから…
でもおいらもそれなりに疲れたなぁ
みんなおつかれ!おつかれおつかれー!

はあ………(ドカ鬱)


入院生活が後半にさしかかるにつれて傷は着実に癒えていってるのに、なぜかメンタルのほうの元気がどんどんなくなっていきました。
おそらく太陽光を浴びてなさすぎることが原因です。
たまたまあまり太陽光の入ってこない病室だったのでずっと白色LEDライトの下で過ごしていたのですが……はあ……むり……しなびる………今は何時……?


あんなにあった食欲が7日目あたりからガクッと落ちて、傷の治癒のためにとなんとか完食するもその後はずっと虚無
入院前半に比べて後半は上のほうの血圧が10くらい低くなり1日のほとんどを宙を見つめて過ごすようになりました。え、大丈夫そ??????

やっぱりね、ヒトも自然物の一部だからきっと必要なんですよ、とかとか…とか……とか……
出たいな…この病棟から………お散歩してえな……へへ…へへへ


そんなこんなで8日目、あまり記憶がありません。
メンタル弱すぎでわろた
メンタルというか、なんかあれ、なんとかニンみたいななんとかミンみたいなあれ、脳のホルモンの分泌の調整が弱いのだと思います しらんけど


入院したら日光浴!今後の参考にしよう。





9日目(退院日)


退院だ!退院だ!お菓子食うぞ!チョコ食うぞ!!

ウキウキ気分で起きたはずなのに朝の血圧測定で上78という最低新記録を叩き出し看護師さんに測り直されました。
おはようございます。


最後に確認したCT画像(うろ覚え)


CT画像を見てみると、すごい、本当に顎の骨がきれいに分割されずらされていて、ホムセンで売ってそうなネジとプレートで留められていました。
気分はサイボーグ。ワンピースのフランキーのCT撮ったらこんな感じなのかな!?!?

執刀医の先生は私の咬み合わせを見て「きれいに咬んでますね」とニッコリ。
人ではなく作品に語りかけているような雰囲気にマッドサイエンティストみがあってとても良きです。
本当にありがとうございました(逃)


最後の診察のあと、いそいそと帰り支度をしているとお供のウコンとサコン(くつした)がいません。
本当に行方不明になった!?と焦り、掛け布団や備え付けの棚の中を探すも見つからず、ベッドの下をのぞきこんだらそこに落ちてました。
みんな!退院するときはベッドの下も見ようね。

ちなみに「ベッドの下をのぞく」など頭が傾き首に力がかかる動作をすると顎痛くなるので注意してください。


靴下にSwitch、大事なものをリュックにつめこんでいざ退場…
10日間お世話になりました!


なりました!


病院をあとにするやいなやコンビニに駆けこみ不二家のLOOKチョコレートとブルボンのブランチュールを購入。
チョコもラングドシャ生地も口のなかでとけるから食べられるはず!だ!!!
いざ!いざいざ!ぱくりんちょ
アーーーーーーーー苺LOOKうんめーーーーーーー



ガッ




ブランチュール、口に入らず




退院時点で私の口は6mmまで開くようになっていましたがブランチュールはギリ入りませんでした。






おいしい


甘いものを食べたらしっかり歯みがきしよう。



この1週間後に抜糸をしてもらいました。
看護師さんの話だと、抜糸のタイミングは人によって違うらしいです。
例の執刀医の先生はレントゲン画像を指しながら言います。
「とても良いですね……良いですよ…フフ…」

それはそうと抜糸ってさ……多少イテーよな……グッ(涙をこらえる絵文字)


このころには8割がた腫れが引いていて、口は1cmくらい開くようになっていました。
歯がきちんと噛み合う感覚になかなか慣れません。
長い付き合いだったガタガタの咬み合わせがちょっと恋しくなったりして。

矯正前と手術後のビフォーアフターはこちらです。


自撮りが汚すぎてまさかのトレス
※トレスついでに消したけど
術後の歯には矯正器具がついています


改めて見るととんでもない咬み合わせだったんだなあ。
どおりで歯医者に行くたび「あれっ?きみの咬み合わせは元からこうなの?」ときかれるわけです。
「あなたの前歯は全部飾りです…」って言われたこともありました。
これが顎変形症の1症例として今後の医療の発展に役立つことを祈ります。


さて、無事に退院したあとは、顎に負担をかけないようやわらかい食事を摂りながら骨の再生を待ちます。
入院中に100回くらい思ったけどまじ人間の回復力すごい。3ヶ月くらいで骨再生するんだってよ。

退院後に考案したやわらかメシについてはまた別記事にはりきってまとめたいと思います。


顎変形症の手術を受けたレポ、これにて終了です。
万が一のことがなくてよかった!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。



☆しかし俺達の戦いはまだまだ続く―――
 次回!『型を破るモウカサメ きざみ食界隈の超新星』
 お楽しみに!(?)




…………


あちなみに入院&手術にかかった費用は、私の通っている病院では約10万円でした。
保険適用で高額医療費制度を使っているとはいえ安すぎんか……支払い窓口でひっくり返りそうになった
換算したらものすごい額になるでしょう医療従事者の皆さんの学業技術経験の賜物をやさしい価格で頂戴したのでありました…。

本当にありがたいです。
正常な咬み合わせは一生モノ。
大事にするぞ!!


おしまい。