あの強い香りをいかしたアイテムはないかな?
ググって見つけたのは、ハーブや花を布袋につめておく香り袋「サシェ」でした。
えー!めっちゃ良げ!!!!!リラックスできる香りをつめこんだアイテムがあれば万年不眠クマとれない人間ことわたくしの睡眠の質も改善されるのでは!!?
そんなわけでサシェ作りに挑戦です。

中身より先にガワができた
乾燥してもいい香りを保っているハーブはどれだろう?
わが家で育てている草から使えそうなものを探してみます。
パクチー、バジル、ペパーミント。
ルッコラはたぶん香りがマイルドなので今回はパス。

種まきから2、3ヶ月の草たち
ウッ…立派になって
これらを熱風で乾燥させてみたところ………全員ほぼ無臭になりました。
指でちょっとモミモミしてみるとほんのり畳のにおいがします(枯草)
かじったり、細かくしてお湯を注いだりするとめちゃくちゃ現役時代の香りがしますが、直接サシェの中身にするには向かなそう。
ラベンダーやバラは乾燥すると香りが強くなるイメージがあるけど、どんなハーブでもそうってわけじゃないんですね。ふむ。

干された草
乾燥バジルちぎってチーズにまぶして
食べるとめっちゃうまい
ついでに台所の棚からエスビー食品のクミンシードとタイムもひっぱり出してきました。
ドライでもばっちりがっつり香るハーブ・スパイスなので、サシェに使えるかもしれません。
クミンシードはカレー、タイムはばあちゃん家の薬箱を連想する香りです。
使いどころが限られそうですが、一応香源の候補として確保しておきます。
食欲無いときと風邪ひいたときにいいかもしれない。

欲を言うなら梅の実の
熟する香りをサシェにしたい
香り成分について調べれば調べるほど、とても複雑で、今の私には理解するのが難しいことがわかりました。
有機化合物とかいうやつ……高校の化学Ⅰの序盤でつまづいたことが悔やまれる
なんか、あの、あれ
東大とか受けるようなすごい人たちが授業でつくったバナナの香りのエステルを嗅がせてもらって「バナナだー!!!」って喜んだことは覚えてます。
ハーーーーン
謎に落ち込んできたわ
冷蔵庫あけたらバナナあったので食いました
うめえ
おもしろそうなページ見つけた
乾燥ハーブだと香りが弱いので、自分でうまいこと香り成分を抽出することはできないかな?とググっていたところ、こんなページを見つけました。
「ハーブの用語解説」ページに、ハーブの活用方法がいろいろ載っています。
ハーブをアルコールに漬けて成分を取りだすやり方(チンキ法)は、自宅でもできそう。
このサイトに載ってる
ワークショップ?もおもしろかった
そうと決まったらさっそく無水エタノールを買いに薬局へゴーだぜ!
私にしてはちょっと高い買い物で涙目になりました。
1700円くらいでした。好物の暴君ハバネロが16袋買える値段です。
高かったので使い倒そうと思います。
私が作るのはサシェ用のハーブチンキなので無水エタノールを使いますが、飲みものに入れたり肌に使ったりする用途の場合はウォッカで作るといいみたいです。
よくわかんないけど、無水エタノールは口に入れたらダメなんだと思う…

薬包紙代わりにされる丸亀製麺のうどん札
乾燥させて細かくちぎったハーブをビンに入れ、浸るくらいの無水エタノールを注ぎます。
2週間くらい放置したら完成だそうです。
無水エタノールのような濃いアルコールは、一部のプラスチック容器では保存できないみたなので注意。
私はセリアで見つけた小さいガラス瓶を使いました。
インテリア用途のガラス瓶は保存には向かないらしいので早いとこ使い切ります。
ハーブチンキを保存するなら、遮光できる茶色い瓶だとなお良いらしい!

がわ゙い゙い゙
ストローをスポイト代わりに使って無水エタノールを注ぐと、早くも液体が薄緑色に。
やばいかわいいめっちゃかわいい、謎のカラフルな薬液が入った小瓶をたくさん並べて魔女のおうちごっこしたい
エタノールとハーブを混ぜたらあとは待機です。
14日か……長いなぁ
サシェの袋を編んで過ごします。

2週間もあったら剪定したミントが
元通りになっちまうわーっ
「14日か……長いなぁ」と言ったな。あれはウソだ。
光の速さで2週間がたちました。
人類の寿命短くね??400年くらいくれよ
それではさっそく、336時間アルコールに浸されて真っ黒になったハーブチンキたちを画用紙にしみこませてアルコール成分を揮発させ、サシェの中身にふさわしい香源になるかどうか確かめたいと思います。
どきどき。

これをこうしてああして

こうじゃ
結果発表
ペパーミント→爽やかに熟した黄色いきゅうり
バジル→晴れた日に草原に立って深呼吸したときの空気
パクチー→緑豊かな北国の温泉の露天風呂のすのこ、あるいはスイカの皮
コリアンダーシード→みかんに白胡椒をMIXしたような匂いのアジアの木
タイム→森に住むおばあちゃん家の木製の薬箱
クミンシード→本格インドカレー屋の店内
※個人の感想です
成功!!!!!ッシャー!!!
いい香りだったかはともかく、ちゃんとそれぞれの個性ある香りを抽出することができました。
KALDIで買ってきたコリアンダーシード(パクチーの種)を急きょ参戦させたのは、パクチーの種を蒔いたときにめっちゃいい匂いだったからです。
たくさん入って180円くらい、私が何ヶ月もかけて育てたパクチーはなんだったんだr

サシェであります
香りを染みこませた画用紙をガワにいれたら完成です。
体感だと香りの強さはこんな感じ↓
タイム≧クミンシード>コリアンダーシード≧パクチー>バジル≧ペパーミント
ぶっちぎりで乾燥タイムが強かったです。
魚の匂い消しに使われるハーブなので納得かも。
うがい薬の代わりになるほど殺菌力も強いらしいので、なんかすごくて強くて成分が入っているのでしょう。(適当)
バジルやペパーミントは思ったより強い香りにならず、新鮮な草の匂いがやさしく香る〜って感じでした。
もっとうまいことやればあのスーッとしたメントール成分を抽出できるのかな?
乾燥させた葉でやるか、フレッシュな葉でやるかによっても結果が変わりそうです。
ハーブで精油を作るときは山盛りのハーブを蒸して(?)ゆげを冷やして液体にし、上澄みの油をすくうらしいです。
香り成分にも水に溶ける・油に溶ける・熱で壊れる・揮発しやすいなどいろいろ特徴があるようなので、カガクのお勉強ができる人ならもっと良いものが作れるはず……!
ちなみに私のお気に入りはタイムとコリアンダーシードでした。
気持ちを切り替えたいときに手作りサシェを嗅いで悦に浸りたいと思います。
ポケットつきぬいぐるみを作って香りを染ませた紙を入れたり、ハンカチで香りを染ませた紙を包んでおいて使用時にふわっといい匂いがするようにしたり、いろいろ応用できそうでわくわくするな!!
ただいずれもきっちり化学的に合成された香源ではないので至近距離で嗅がないと香りがわからないし、時間経過でどんどん香りが弱まってだいたい1週間くらいで無臭になるためそこは注意してね!

自由研究みたいでたのちい
オレンジの皮とかニンニクとかでやったらどうなるのかなーみたいな妄想が止まりません。
もし柑橘系の香りが自分で作れたらテンション上がっちゃいます、好きなので
ただ柑橘系は揮発性が高そうだからすぐ香り消えそう。
ニンニクは香り抽出したらヤバそうだな…防虫剤になりそうだな…
以上、サシェ作りのお時間でした。
自宅でハーブを育ててるとコストを気にせず実験に使えて良きです。
最近はバジルの勢いが止まらず消費が追いつかないので消費ネタ募集しています。
それでは。
みんなもやってみてね!!!(自己責任で)

おいしげるバジル
ヨモギの代わりに餅に練りこんでみようか悩み中