今日はもうすぐ梅雨入りしそうなしめっぽい天気です。
かいわれ大根を育てるかたわら、ミントやバジルの栽培にも手を出し始めました。
水とペットボトル、台所スポンジがあればできる水耕栽培、めっちゃ楽しい。
2ヶ月間あれこれ試してわかってきたことをメモしておきます。
タネは複数まとめて植えるべし
育てる野菜によって少し違いはあるかもしれませんが、基本的に種は何粒かまとめてまいて段階的に間引いて1本の苗にするのが良いのだそうです。
間引きってもったいなくね!?どうせ間引いちゃうなら最初から1粒ずつのびのび育てた方がお得なんじゃないの??
……と思っていたのですが、ためしに1粒だけまいてみると
すんごい、あらゆる点で具合が良くない
1枚目も2枚目も同じコリアンダー(パクチー)ですが、単騎で出陣したほうの弱々しさが半端なかったです。
発芽にかかった時間も長く、成長スピードも遅い。
詳しい原理はわかりませんが、タネは、同じ種類が近くで隣り合っていると互いに競うようにぐんぐんのびるのだとか。
確かに、コリアンダーに限らず、複数まとめてまいた種はいっせいに同じタイミングで発芽していました。
たまにめちゃくちゃ出遅れて芽を出すやつもいますけど。自分を見ているようでつらr
フシギダネー
これは徒長しまくってびろんびろんだが
肥料のおかげでやや成長した個体
うちの水耕栽培では、微粉ハイポネックスという肥料を水に溶かして使っています。
画像3枚目のコリアンダーは2枚目のコリアンダーと同じ条件で育てたものですが、肥料をあげたおかげで本葉が3枚出ています。
徒長してしまっても、栄養があればゆっくり成長できる様子。
葉物野菜ならなんとかなるかも。
これは種1粒から育てて
徒長しまくった二十日大根
スポンジを追加して茎を立たせています
こっちは種4粒から育てて
徒長のマシな二十日大根
一番右の株を残す予定です
わが家は窓もベランダも小さいどこにでもある狭い賃貸アパートです。
快晴の日でも、太陽の光が差しこむのは早朝の2時間だけ。しかも窓枠ギリギリ。
あとはベランダのごく狭い面積に2時間ほど直射日光が当たるタイミングがありますが、室外機の熱風があたってしまう位置なので、アフリカ原産の植物しか生き残れなさそうです。
水資源の豊かな日本、水耕栽培に必要な水は簡単に手に入っても、土地が狭いので広い園芸スペースの確保はなかなか難しい。
しかし、それでもなんとか野菜栽培を楽しみたい!
ということで、ある程度ヒョロヒョロになってしまうことを前提に、できることを探っています。
徒長しまくった二十日大根の根っこ。
糸くずみたいですが、これでも
初期よりは伸びました。
これでは栄養を吸い上げるのも一苦労…
徒長がマシな二十日大根の根っこ。
3株分あることをふまえても
こちらの方が丈夫で元気そう。
成長が速く、倍のスピードで育っています
種を複数まき、双葉がひらいたら肥料をあげ、家に差しこむ貴重な光をできるだけ浴びせて、徒長がマシな固体を残して間引く。
今のところそんな感じでやっています。
徒長する原因って1つじゃなさそうなので、潰せる原因から潰していこうと思います。
はたしてウチで二十日大根は育つのでしょうか……
それではまた次回!